英語を学ぶのは子供から!幼少期からの英語習得のメリット

英語の豆知識

幼少期からの英語学習のメリット

「英語は小さい頃から習った方がいい」「早ければ早いほどいい」というのは、よく耳にしますが、実際どうなのか?

幼少期からの英語習得をどうとらえるか、推進派、反対派と専門家の間でも意見は分かれています。

まず、0歳の赤ちゃんは英語を英語と認識できません。

というよりも、英語を第二言語と認識しないでいてくれる、といった方がいいでしょう。そして、生後1年が経つ前に、RとLの発音が区別できなくなるとも言われています。

ただ、発音の区別ができなくなることより、英語を第二言語と認識しないでいてくれる期間の方が重要です。

子供は3歳頃から英語を外国語と認識し始めるようですので、バイリンガルの子供に育って欲しいのなら、この時期が一番有利ではあるということになります。

逆に、母語が確立してないときに複数の言語が頭に入ってくると「混乱する」「セミリンガルになってしまう」という反対派の意見もあります。

確かにセミリンガルになる子供がいるのは事実ですが、その原因が幼少期の多言語環境にあるという意見には意を唱えたい。こんな研究結果があります。

GIZMO 米国科学アカデミー紀要 抜粋

生後1年8ヶ月のバイリンガル(フランス語・英語)子供に、その2つの言語を混ぜた言葉を聞かせて、どういう反応を示すかというものです。「Look! Find the chien!」(訳:「見て!chienを探して!」、「chien」はフランス語で「犬」)とか、「That one looks fun! Le chien!」(あれは楽しそうだね! chienだよ!)などの言葉を聞かせます。

それらの言葉に反応した子供が犬の写真を見るのか、写真を注視した時間の長さ、瞳孔の大きさといった目の動きを観察しました。脳にストレスがかかると瞳孔が大きくなるので、認知活動を示す指標として使えるそうです。子供と比較するため、バイリンガルの大人に対しても同じことをしました。

その結果、子供も大人も、ふたつの言語が混ざった会話に同じように反応したそうです。つまり、「Find the chien!」の「chien」は「dog」だと理解しつつも、「chien」が出てきたところで瞳孔が大きくなる、つまり脳ががんばっていることが示されたんです。

この結果について、研究に参加していないブリティッシュコロンビア大学の心理学の教授、Janet Werker氏は、プリンストン大学のプレスリリースの中で「バイリンガル環境での適切な教育について示唆を与えるかもしれない」と言っています。いわく、「この結果がもっとも明確に示していることのひとつは、バイリンガルに育っている子どもがふたつの言語で混乱するかもしれないという心配はないということです。」

 

子供に早いうちから英語を習わせたいというご家族の思いと、グローバル化によるコミュニケーション能力の重要性増加の相乗効果によって、今の子供英会話という業界は、いい意味でとても充実しています。

子供にとって楽しく学べる多言語環境を作ってあげましょう。