世界の物価が高いランキング!一番高い都市は?日本は?

世界のなんでもランキング

経営コンサルティング会社MERCER(マーサー)が、2017年版の物価が高い都市ランキングを発表しました。

この調査は、ニューヨークを100とした基準を設け、世界209都市を対象に、住居費・衣料品・食料品など200項目の価格を調査。

国別の物価評価と違い、海外赴任をしている駐在員が、その都市で、実際に感じる物価の高さなので、リアリティの誤差は少ないでしょう。そのため、多くの企業が、社員を海外赴任させるコスト算出の参考にしています。

目次

 

1位 ルアンダ

アフリカ大陸にあるアンゴラの首都「ルアンダ

アフリカ大陸にある都市が、物価が一番高い事に、違和感を覚える人は多いかもしれませんが、ルアンダの物価が高い理由は、他の都市と少し違います。

2002年まで、27年という長い時間を内戦に費やされたこの国は、それを取り戻すかのようなスピードで、経済成長しています。

ただ、そのスピードに国内のあらゆるものが置き去りにされているというのが現状。

内戦での避難民が首都ルアンダに殺到したこと(総人口の30%が住んでいる)・アフリカでも有数の石油産出国であるため、海外からの労働者が集まっていること。はっきり言って、それらの受け皿になれるほど都市は機能していません。

住居・インフラ不足は勿論、国内生産できるものも圧倒的に少ないため、そのほとんどを輸入に頼っており、価格コントロールができない結果、物価は上昇の一途を辿り続け今に至る。国内の平均給与も5万円程度で、貧富の差、内政と外政の注力の温度差はかなり大きいです。

2位 香港

 

香港の物価指数は2004年から上昇が続いています。中国人の爆買いから始まり、タックスヘイブンや、最近ではドルペッグ制の導入での住居価格の上昇が要因です。

国民の平均収入が180万前後と、日本の半分程度で、住環境以外の物価は、日本と同程度か少し高いぐらい。ランキングを上げている大きな要因は、明らかに土地と住居価格の高さによるもので、世界で最も高いと言ってもいいです。

3位 東京

住環境に掛かる費用でいえば、世界トップクラスに高い東京。物品に関してはそれほど都市と郊外で差はなく、これは先進国の特徴でもあります。

4位 チューリッヒ

国別の物価指数でも、スイスは毎年1位か2位に入るほど、物価が高い国として知られ、中でもチューリッヒは、海外駐在員にとっては特に高いと感じている街。

ただ、これはあくまで海外からの印象であって、そこに暮らしている国民もそう感じているかというと、「そうではないのでは?」と思います。

スイスの平均年収は1000万を超えており、国民平均年収ランキングでは1位になっています。その分税金と物価が高いので、そのバランスをどう捉えるかは、内と外では変わってくるでしょう。

5位 シンガポール

物価が高い理由は、シンガポールは東京23区ほどの面積しかなく、その狭い国に600万人が住んでいるので、土地と住居価格が上がるのは必然と言えます。

外国人の割合が高く、それを防ぐために、自国人による人口増加政策によって、外国人労働者の流入に多少歯止めがかかっており、それがいいか悪いかはさておき、どちらにしろ人口増加は続く見通しで、それに伴い物価も上がり続けるでしょう。

それから飛びぬけて高いものと言えば車。国土が狭いため、車の総数を政府が決めており、所有権獲得に下手をすれば車本体以上のお金がかかります。

6位 ソウル

ひと昔前までは、日本よりかなり物価が安いことを理由に、手軽に旅行ができることで人気だった韓国旅行。今でも人気ではありますが、物価は日本よりも若干安いというところまで上昇。ビッグマック指数では23位と、アジア都市ではトップにもなっています。

世界4位の経済規模を誇るソウル。平均的にみれば、日本よりも安いものがまだまだ多いという印象で、ホテルであれば、同程度のランクなら日本の半分か3/2ぐらいで泊まれ、食費・交通費なども安いです。

7位 ジュネーブ

スイスの国土はそれほど大きくなく(東京都区部の2倍程度)、インフラも整っているので、国内での物価の差は小さく、先のチューリッヒとそう変わらないのではという印象です。

8位 上海

中国の物価は安い。

今現在これがあてはまるのかというと、上海や北京などの大都市に限っては、NOといった方がいいかもしれません。

中国ほど都市部と郊外の収入に差がある国も珍しく、郊外での平均月収は5万円程度だが、都市部のホワイトカラーの人たちは15万円を超えています。

都市部の物価もこれに比例しており、ビッグマック指数は330円と日本とそう変わらないほどです。

9位 ニューヨーク

東京よりも物価が安いという結果になってしまったニューヨーク。正直、物品や娯楽費は、チップを抜きに考えても東京より高いように思いますが…。

10位 ベルン

このベルンを入れて、スイスからは3都市がランクイン。都市と郊外の差が小さく、国全体の物価が高いことがうかがえます。 

因みに、このベルンは、ストレスが少ない都市ランキングでは4位になっており、物価が高いにも拘らず、国民がそのことに不満が少ないのは(収入が多いので物価が高いと感じていないだけかもしれないが…)、国政がうまくいっているからかでしょうか。

各品目の物価一覧表

※USドルで表示

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